シングルコイルとハムバッカーの違い

ギター

前回、エレキギターのピックアップと呼ばれる装置について説明しました。ご興味ある方は、下のブログを読んで見てください。宜しくお願い致します。

ピックアップの仕組みを解説したら、今度はピックアップの種類について触れたくなってしましました。

まず、ピックアップには2種類あり、基本的にはシングルコイルハムバッカーというタイプです。

以下で説明していきます。

シングルコイル

これは、ストラートキャスタータイプのギターなのですが、弦の下に3つ装置がついています。

こちらがピックアップと言い、シングルコイルのピックアップです。これは、シングルコイルのものが3つ搭載されています。

ピックアップのポツポツした部分をポールピースと言いますが、これにエナメル線を巻コイルを形成しております。

1列のポールピースを巻いてピックアップにしているものが、シングルコイルになり、弦の振動を電気信号に1箇所で変えています。

音の特徴

シングルコイルの音の特徴と言えば

  • 歯切れが良い
  • シャキシャキ
  • 煌びやか

と言われています。

いわゆる「立ち上がりの良い音」「一本一本の音が繊細」ということだと思います。

それで、私が気になってるのはなぜこのような音が出るのか。ということですが、調べてもはっきりとわからないんですよね。後述するハムバッカーより、シングルコイルの方が音の経由が少なく、立ち上がりが早いとか、ギターの構造上そう聞こえるだけで、あまりピックアップは関係ないとか。

私はやはり構造は違うから、音に関係してくると思うのです。

ハムバッカー

上の写真が、いわゆるハムバッカータイプのギターになります。シングルコイルのタイプと比べると、2つのピックアップがついているように見えますが、1つの中には2つのピックアップが入っています。

このピックアップには、ノイズキャンセルをする効果があり、シングルコイルよりもノイズが気にならないように作られている。(ハムキャンセル)

確かに、私もシングルコイルのストラートを弾いた時、こんなにノイズがあったかなと思った経験があります。レスポールばっかり弾いたせいか、少しのノイズが気になったのかと思います。

また、2つのピックアップをつなげているため、シングルコイルよりも出力が高くパワーがあります。(音量が大きい訳ではありません。出力というのは、ピックアップから出る力であって、音量はアンプでコントールします。出力が高い分、アンプに接続した際、音が歪みやすくなります。)

音の特徴

  • 太いおと
  • 低音が効いている
  • 柔らかな音

シングルコイルと比べると、丸みがあるイメージでしょうか。なぜこのような音になるかというと、コイルの巻き数が増える分、高周波数が減衰されるためとのことです。

音も歪みやすく、ノイズも減るために、ハードロックにはとても合いそうです。

まとめ

シングルコイルもハムバッカーも、どちらも良いところがありそうです。自分のやりたい音楽によってもピックアップからギターを検討してみるのも良いのかなと思います。あとは、どちらの見た目が好きかというのも大きいですね。

最近、私は家でしかギターを弾きませんが、それなりにどちらも楽しめています。ハムバッカーだからといって、繊細な音がでないかというと、そんなことはなくて、エフェクターや音作りをすることで十分に楽しめると思います。確かに、ストラートやテレキャスターのような、シャキシャキした感じは難しいと思ってしまいますが、それも良いところではないでしょうか。レスポールタイプのギターの音がシャキシャキしてたら、なんか私は「ちょっと違うな。。」と思ってしまうかもしれません。

シングルコイルも、もちろんたくさん歪ませたりすることもできますし、色々と楽しみながら音色を試してみると良いと思います。

ギターは楽しいですね。持つギターによって、弾きたい音なども変わったりして、生活に音楽があるというのは素晴らしいです♪

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